閑話休題、機構やメカニズム、回路設計等に関する話題

ホームに戻る

メニューに戻る


機構・メカニズム、電子回路設計等いろいろなプロダクト、科学・工学・物理に興味があります。
その話題・雑感や自分メモなどです。

 

●鈴木孝「エンジンのロマン」(1988※現在は増補改訂版あり)ほか

車やエンジン・メカ好きの方には有名な著作かと思います。
エンジンの、広くまた大きな流れの俯瞰的視点と細部にわたる話題で、技術だけでなく、エンジンを通しての広範の知見、見識に溢れており、
興味深いトピックはもちろんだが単なる説明に留まらず、有機的な関連や繋がりもよく判り、技術史としても、エッセイとしても楽しめる。
一般向けの本だが、技術者全般にも開発の心得なども与えてくれる名著。
T34のV2ディーゼルエンジン、ドイツDB601系エンジンの技術的話題にも何章か割いており、ポルシェ博士の話題等もメカ好きなミリタリーマニアにもかなり興味深い。

ENGINE_NO_ROMAN

ENGINE_NO_ROMAN2.JPG

「古今東西エンジン図鑑」「名作・迷作エンジン図鑑」(グランプリ出版)ほかも非常に興味深く示唆に富んだ記事が満載。
「氷川丸」の船舶エンジンにも驚き。見識にあふれた、目から鱗の話題ばかりだ。

●「ものづくり」の科学史 世界を変えた《標準革命》 橋本 毅彦 (講談社学術文庫)  2013

科学史とありますが、工業製品の、規格や部品等の標準化の歴史が主と思います。
銃器が初めて、量産・工業製品として、部品の共通化、生産設備の発展に寄与し、
現在に続く工業製品の歴史の始まりの重要な一端となったことは興味深い。

BOOK_MONOTUKURI.JPG

 

●アンプ修理

いろいろなものを大事に長く使いたいと思っていて、基本は自分で修理して使っている。
ソニー製品は音質やUI・デザイン共に素晴らしく学生時代よりファンである。このパワーアンプTA-N902もお気に入りだ。
流石ソニー「エスプリ」製品でパワーアンプの王道設計に惚れ惚れする。
大電流のA級アンプなので、数十年の使用には回路部品的には厳しい部分がでてくるのは仕方がない。
今回は出力段パラレルプッシュプル・パワートランジスタの故障で、諸々調整修理完了となった。

学生時代に実験装置で高S/N,高安定度の回路設計をしたさい、これら高性能パワーアンプの設計を参考にした。
秋葉原も当時と大分変ったが電気街に行くと当時を思い出す。
故障したアンプ等電気製品も修理するのを趣味にしていたが最近は置き場所もなく控えている。

TAN902_01.JPG - 84,937BYTES  TAN902_02.JPG - 93,160BYTES

TAN902_03.JPG - 50,427BYTES

 

 

 

 

メニューに戻る

ホームに戻る

 

inserted by FC2 system